尾張藩主・徳川宗春公によって作られたとされる”芸どころ・名古屋”
江戸時代中期、国中を飢餓と流行り病が襲い、貧困に瀕した時代があった。
時の江戸幕府を治めたのは将軍・徳川吉宗。
後に「享保の改革」と呼ばれる政策により幕府の財政回復がなされる一方、市井の民は重い質素倹約令や増税に困窮していた。
まるで、国中の火が消えたような空気に包まれていた。
そのような最中、唯一「夢の都」とまで呼ばれ、諸国から民が集まり活気に溢れた尾張国・名古屋。
幕府からの質素倹約令が強まる中、「行き過ぎた規制は庶民を苦しめる」という考えの元、
民の娯楽でありながら禁止されていた祭礼行事や浄瑠璃、歌舞伎を始めとする様々な芸を奨励。
他国同様に廃れていた名古屋の都を盛り立てた宗春公は、民衆から大変慕われたと伝えられています。
そしてここに、現代へと伝わる「芸どころ・名古屋」の礎が築かれることとなりました。
昨年に引き続き、芸どころ名古屋・徳川宗春公をテーマとし、名古屋らしい絢爛豪華さを盛り込んだ作品作りを行いました。
この作品によって「第20回にっぽんど真ん中祭り」では、念願の「どまつり大賞」を初めて受賞することとなりました。
歌詞
名古屋の地に 息づく
伝統の架け橋
神楽人は 歴史を辿り
新しい時 紡ぎ
夢を織り成す
受賞歴
- 第20回 にっぽんど真ん中祭り「どまつり大賞」
- 第15回 犬山踊芸祭「犬山踊芸祭大賞」
- 第19回 東京よさこい「準大賞(豊島区議会議長賞)」
- おんさいEXPO 2018「総合大賞」