2017年度『八咫の國』

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尾張藩主・徳川宗春公によって作られたとされる、芸どころ・名古屋。

江戸時代中期、国中を飢餓と流行り病が襲い、貧困に瀕した時代があった。

時の江戸幕府を治めたのは将軍・徳川吉宗。

後に「享保の改革」と呼ばれる政策により幕府の財政回復がなされる一方、市井の民は重い質素倹約令や増税に困窮していた。

まるで、国中の火が消えたような空気に包まれていた。

そのような最中、唯一「夢の都」とまで呼ばれ、諸国から民が集まり活気に溢れた尾張国・名古屋

幕府からの質素倹約令が強まる中、「行き過ぎた規制は庶民を苦しめる」という考えの元、

民の娯楽でありながら禁止されていた祭礼行事や浄瑠璃、歌舞伎を始めとする様々な芸を奨励。

他国同様に廃れていた名古屋の都を盛り立てた宗春公は、民衆から大変慕われたと伝えられています。

そしてここに、現代へと伝わる「芸どころ・名古屋」の礎が築かれることとなりました。

 

作品は「芸の起こりは武芸にあり」「民の祭り、民の芸」「時代を越え、語り継がれる芸の都」の3つのシーンによって表現されます。

また、一貫したテーマとして「この芸どころ・名古屋が、これから先も末長く発展していく」ことを願う作品を目指しています。

歌詞

伝統を慈しみ 語り継がれる芸の都

 

光も霞む彼方より 彩り魅せるは芸の都・名古屋

芸の興りは武芸にあり 勇ましき心、烈火の如く

艶やかに舞え

力強く、しなやかに 受け継がれし武芸の極みよ

 

尾張国・名古屋にゃあ 民の祭りに、民の芸

よぉ名古屋へ、いりゃあたなも

 

今を遡ること三百年

質素倹約の時代にありながら 

唯一、夢の都と呼ばれた 尾張国・名古屋

民より慕われた藩主・徳川宗春公

その慈愛に満ちた信念は 

今もなお、名古屋の末を眩く照らし 栄華を望む

 

尾張・名古屋に華やぐ 神楽人はここに集う

輝ける歴史を残す 名古屋の地には

美しく咲く花の彩りさえ 永遠に語り伝う

受賞歴

  • 第14回 犬山踊芸祭 「犬山踊芸祭大賞」 2017年6月・愛知県犬山市
  • 第19回 にっぽんど真ん中祭り 「準どまつり大賞・2位」「観客全員投票1位 ドコモ賞」「鳴海パレード会場賞」 2017年8月・愛知県名古屋市
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